【 知識0から始めるガーデニングライフ講座 】ヴィンテージ風のプランタースタンドを作る【 材料費1000円以下! 】
第2回目となりました【 知識0から始めるガーデニングライフ講座 】の時間です。
プランタースタンドとは、そのままの意味で、お花を植えているプランターを置くための台の事。
よく見るのはこの階段型の2段から3段になっているタイプですかね。
安いものでは1000円台で買えます。
でも、ガーデニングが趣味になってしまった私からすれば「 プランタースタンドぐらいなら、自分で作ります 」という事ですよ。
上で紹介しているようなお安めのプランタースタンドは、お洒落ではないですよね。
お洒落なスタンドは欲しいけど、高いからとりあえず我慢して使っている感は出したくありません。
今回作るプランタースタンドは、材料費1000円以下で超お洒落なヴィンテージ風のプランタースタンドを目指します!
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【 知識0から始めるガーデニングライフ講座 】ヴィンテージ風のプランタースタンドを作る
ガーデニングに限った話ではないですが、アンティークやヴィンテージと言った表現の使い込まれた古いものって、とりあえずお洒落な感じがしますよね。
新品の物が悪いわけでは無いんですけど、なんだか味気ない感じがして面白みにかけるんです。
だったら、最初から自分で作った方がきっと面白いものが出来るはず!
この記事では
・材料編
・設計編
・作り方編
・加工編
・仕上げ編
の、5段階に別けて、ヴィンテージ風のプランタースタンドが完成するまでの工程を解説していきます。
材料費1000円以下で作るヴィンテージ風プランタースタンド【 材料編 】
自分でプランタースタンドを作ると言っても、お気楽で簡単なDIYですから材料費もガッツリ抑えていきます。
ということで、とりあえず必要なのは【 木材 】ですね。
木材にも詰め放題があるのって知ってました?
ホームセンターに行くと木材をカットしてくれる場所があると思うんですが、その切れ端を無造作に販売しているところがあるんです。
画像の土嚢袋に目いっぱい詰め込んでたったの100円。
切れ端ですから、どれもサイズがバラバラだったりするので使いづらさはあるのですが、この安さなら何も文句は言いませんよ。
木材以外の材料は
・木工用ボンド
・ニス
・釘
この3つだけですから、簡単に揃います。
道具はハンマーとノコギリを使いますが、材料では無いので費用に含みません。
DIYを始めるならハンマーとノコギリはよく使う事になるので、お気に入りの道具を揃えましょう。
ちなみに、私は100円ショップのノコギリを使っていますがおすすめはしません。
材料費1000円以下と言っていますが、普通に木部用のニスを買うと軽く1000円を超えてしまいます。
気にしない方であればホームセンターで全て揃いますが、費用を抑えたい方は100円ショップで売ってる工作用のニスを買いましょう。
材料費1000円以下で作るヴィンテージ風プランタースタンド【 設計編 】
私は設計図とか書けません。
なんとなくのイメージイラストとセンスだけで仕上げていきます。
大掛かりな物を作る時は設計図は必ず必要になると思いますが、プランタースタンドのような子供の学校の授業でも作れるような範囲の物は、設計図なしにちょっと曲がってるぐらいの方が出来上がりが面白いんですよね。
もちろん、設計図を書ける人は書いた方が良いですよ。
材料費1000円以下で作るヴィンテージ風プランタースタンド【 作り方編 】
今回のプランタースタンドのデザインは、ウッドデッキ風の低めのテーブルのような感じにしたいと考えているのですが、とりあえず土台になるベースを作っていきます。
サイズは55センチの正方形ぐらいで高さは45センチぐらい。
サイズを測るのも適当ですけど形にはなる。
ポイントは釘を打つ前にボンドを塗るのを忘れない事。
強度が全然違いますからね。
とにかく、ぐらつかないように、どこに木をくっつければ頑丈になるかとか考えてれば大丈夫。
土台が出来れば、天板を貼っていくだけです。
ボンドを塗って、釘を打つの繰り返し。
たまに、釘が曲がったりしますが気にしません。
これは【 失敗 】ではなく、【 味 】です。
こういうのを面白いと思った方がDIYは楽しいですよ。
天板を貼り終わるとこんな感じ。
何だろう、このものすごい縁側感。
上に座ってお茶でも飲みたい気分になりますが、プランタースタンドの本体が完成しました。
材料費1000円以下で作るヴィンテージ風プランタースタンド【 加工編 】
本体が完成したらヴィンテージ風の加工を施していきます。
ヴィンテージ風の加工のポイントは、 風化や劣化、使い込まれた感を想像する事 。
まず、古い木材は角が取れて丸くなります。
なので、角を全てカッターやノコギリでそぎ落としましょう。
こんな感じでズバッと。
常に一定の角度や深さでカッターを入れると綺麗になりすぎるので、荒く、時には深く、切り口が揃わないように落としていきます。
角の加工が終わったら、天板の上面に傷をつけていきます。
ノコギリでガリガリとやっても良いですし、ハンマーでえぐるように叩いても良いです。
おすすめは、天板を下にして道路を引きずる方法。
この方法なら道具が無くてもアトランダムな面白い傷が沢山つくので、ヴィンテージ加工をする時は本当におすすめしたい。
ヴィンテージ加工はあくまで古く見せるための手段ですが、ストーリーを作ってあげる事で、より愛着のある面白いものに仕上がります。
このプランタースタンドを作っているのは自分ですが、何十年か前にどこかの誰かが作ったものとしましょう。
最初はローテーブルだったのかもしれません。
いらなくなって誰かが捨てたものを、拾って再利用していた人がいたかもしれません。
海外にあった物が、めぐりめぐって日本にやってきたのかもしれません。
そんな、どうでもいいストーリーがヴィンテージ加工を面白くしてくれるんです。
で、軽く傷をつけた姿がコチラ。
画像ではわかりにくいですが、これにニスを塗って仕上げていくと傷が浮かび上がってきます。
材料費1000円以下で作るヴィンテージ風プランタースタンド【 仕上げ編 】
いよいよラストの仕上げ段階に入ります。
全体にニスを塗っていくのですが、上手に塗ろうなんて思わない方が良いですよ。
精巧なジオラマを作っているわけでは無いし、商品として売るわけでもないので、塗装ムラや液垂れなんかはあって当然。
上手な人は綺麗に塗ればいいし、下手な人はそれなりの味がある仕上がりになるんですから、気にせずにベタベタ塗っていきましょう。
ニスはダイソーの物。
今回はウォルナットカラーのニスを使います。
このサイズで2本から3本ほど。
天板だけ2回塗った姿がこちら。
まだ乾ききっていませんが、傷をつけた部分が黒く浮き出てきます。
まだ色が薄いので、3回は重ね塗りした方が良いですね。
傷もまだ少ないので、もう少し加工します。
3回~4回ほど重ね塗りするとこんな感じ。
カブトムシのような良い色になってきましたね。
ですが、これで完成ではありません。
最後にこのテカテカな天板を汚します。
使うのはダイソーのミルクペイントのベージュ。
これも、雑な感じに塗っていきます。
完成したプランタースタンドがコチラ。
汚れましたねー。
本当はもっと塗りたかったのですが、ウロウロしているときに盛大に塗料をこぼしてしまったのでこの時点で終了です。
塗料の扱いには注意しましょうね。
少しテカリを抑えて白い部分を剥げさせたいので、全体的にやすりをかけて完成です。
【 知識0から始めるガーデニングライフ講座 】ヴィンテージ風のプランタースタンドを作る、まとめ
完成したプランタースタンドに、実際にお花を飾るとこんな感じになります。
和風のプランターにも、洋風のプランターとも相性がいいですね。
世界に一つだけのオリジナルプランタースタンドが完成しました。
こういった自分で組み立てるタイプのプランタースタンドであれば、作るのも簡単だししっかりしたつくりなので安心ですが、やっぱりそこそこの値段がするのですよね。
もし作業できるスペースが確保できるのであれば、ノコギリとハンマーを用意して1から作ってみるのも面白いですよ。
特にヴィンテージ加工は個性が強く出る加工なので、自分だけのオリジナルのプランタースタンドが欲しい場合は、安い木材を買ってきてボロボロにする方が愛着が湧いて楽しいです。
プランタースタンドは、設計図なんか書けなくてもイメージだけで作れてしまう簡単なDIYなので、初めて作る方にもおすすめですね。
難しそうなんて思わずに、チャレンジしてみましょう!
では、楽しいガーデニングライフを!
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