【 白湯に秘められた7つの健康効果 】白湯から始める健康法【 正式な白湯の作り方 】

白湯とお湯って違うの?
見た目はどっちもお湯だけど・・・

良い質問だね。
基本的には、どっちもお湯であることに違いはないよ。

じゃぁ、どうして白湯とお湯は区別されているの?

それは、作り方に違いがあるからなんだ。

 

私も実践していますし、朝活などでおすすめしている【白湯を飲む】という行為ですが「白湯って何?」と聞かれると、ちゃんと答えられないのが正直なところですよね。

 

この記事では、【白湯】と【お湯】の違いと
白湯を飲むことによって得られる健康効果について詳しく解説していくよ。

 

 

白湯とお湯の違い

 

白湯とお湯の違い

 

白湯とお湯では作り方が違うって言っていたけど、どういう事?

 

一般的な考えとしては、白湯はお湯の事ですよね。

ですが、本来の白湯はただ沸騰させたお湯の事ではないんです。

 

正式な白湯の作り方

①やかんや鍋に水を入れる

②蓋をとじて強火で沸騰させる

③沸騰したら蓋をとり、弱火で15分沸かし続ける

④火を止めて自然に冷めるまで待つ

⑤50度ぐらいが飲み頃

以上が基本的な白湯の作り方です。

普通のお湯との明確な違いが2つあるのが分かりますね。

・沸かし続ける事が必要

・冷ますことが必要

 

15分沸かし続ける理由

 

どうして15分も沸騰させるの?

水道水には塩素(カルキ)が入っているからだよ。

 

塩素と聞くとプールを思い浮かべるかもしれませんが、水を消毒し安全なものとして提供するには必要ですよね。

この塩素は、沸騰後に蓋を外してやると湯気と一緒に抜けていきます。

 

それでも、15分も必要かな?

 

水道水に含まれている塩素は、水分の中に含まれる有機物と反応して【トリハロメタン】という物質を作り出してしまいます。

トリハロメタンは発がん性がある物質かも知れないと言われているんですよ。

15分沸かし続ける意味は、このトリハロメタンが完全に除去されるまでにかかる時間が15分ほどという理由から来ています。

※注意

トリハロメタンですが、発がん物質である可能性はありますが確かなデータは存在しません。

また水道水に含まれる量もごくわずかであり、厳しい日本の水質基準を通った水道水ですから毎日飲み続けても健康被害の心配はないと言われています。

不安を煽るような書き方をしているサイトが多くありますので、お気を付けください。

 

この白湯の作り方は、インドの伝統医学アーユルヴェーダにのっとった正式な作り方ですが、アーユルヴェーダが発症した頃より水質の管理は厳しくされているでしょうし、インドと日本では水質そのものが違いますよね。

現在の沸騰させる理由としては、どちらかと言えばカルキ臭さを飛ばすためという意味合いの方が強いです。

 

50度まで冷ます理由

 

どうして冷ますの?
氷で冷ますのはダメかな?

 

沸騰した直後のお湯は90度ほどありますから、そもそも熱くて飲めませんよね。

高すぎる温度は胃や内臓に負担をかけてしまうので、体を温め健康効果を期待できるのが50度ぐらいと言われています。

氷で冷ましてしまうと、氷に含まれている塩素がお湯に溶け込んでしまうので沸騰させた意味がなくなってしまいます。

自然に冷めるのをゆっくり待ちましょう。

 

 

白湯から得られる健康効果一覧と解説

 

白湯から得られる健康効果一覧と解説

 

白湯が健康や美容に良いっていうのは最近よく聞くけど
具体的にはどんな効果があるの?

①肌トラブルの改善

白湯を飲むことで内臓温度が上がり新陳代謝が上昇します。

新陳代謝が上昇することは血流促進につながるので、細胞が活性化し肌トラブルなどを改善してくれます。

美肌効果に大きな期待が出来ます。

 

②ダイエット効果

白湯で温められた内臓は基礎代謝も上昇させます。

基礎代謝が上がるという事は余分な脂肪を効果的に燃焼させてくれますので、ダイエットに効果がありリバウンドも防いでくれます。

 

③むくみ改善

白湯を飲むことで利尿効果が高まるため、体外に余分な水分を追い出してくれるのでむくみの防止や改善に効果ありです。

 

④便秘解消

内臓が温められると腸の働きが活発になり、消化の力も上がります。

便秘解消は、体の老廃物も一緒に排出されることにつながるのでデトックス効果に期待がもてます。

 

⑤肩こりの緩和

白湯を飲み血流が良くなると、体が温まりこわばった筋肉がほぐれます。

肩こりや腰痛の改善に役立ちます。

 

冷え性の改善

内臓が温まり、血流が改善し代謝が上がると冷え性から解放されることに繋がります。

 

⑦免疫力が上がる

体を温めることは免疫力の上昇につながります。

体温が1度違うと免疫力には5倍ほどの差が出るそうです。

花粉症や風邪予防に効果が期待できます。

 

白湯を飲むことで、このような多くの嬉しい健康効果が得られます。

女性は特に嬉しい美容効果が沢山詰まっていますので、試さない手はありませんね。

 

 

白湯の正しい飲み方とタイミング

 

白湯から得られる健康効果一覧と解説

 

白湯はガブガブ飲んじゃいけないの?

出来るだけゆっくりと、時間をかけて飲むのが良いよ。

 

180㏄~200㏄ぐらいの量を10分~15分ほどかけて飲み切るのが、白湯の健康効果を最大限に得られる飲み方です。

白湯に限らずですが、水分を一気飲みすることはおすすめできません。

一度に大量の水分をとってしまうと、血液の濃度が薄まり腎臓に負担がかかってしまいます。

白湯は冷まして飲むと言っても体温より高い状態ですから、一気に飲むことは胃腸にダメージを与えかねません。

 

いつ飲めばいいのかな?

一番おすすめするのは、朝起きた後だね。

 

朝活でも【白湯を飲む】という事をおすすめしています。

朝は1日の中で1番体温が低い状態です。

白湯を飲むことによって体が温まりますので、その後の活動がしやすくなります。

血流が促進され頭の働きも活性化しますので、朝活で勉強をしようという方には最適です。

内臓が温められ代謝が上がるので、ウォーキングやジョギングなどの朝活をする場合もより高い効果を期待できます。

 

朝活と白湯の相性は抜群なんだよ。

じゃぁ、朝しか飲んじゃいけないの?

食前か食事中に少しづつ飲むのもおすすめだよ。

 

白湯を飲むことで内臓の温度が上がり、消化機能が高まります。

食前や食事中に白湯を少しずつ飲むことで、接種したカロリーの消費能力が高くなるのでダイエットにもおすすめです。

 

食事中に白湯を少しずつ飲むことを意識すると、早食いをなんかを防止してくれるから、満腹中枢が刺激されてドカ食いを抑えてくれるんだ。
食べ過ぎや早食いで太ってしまう場合には、ダブルでダイエット効果があるから特におすすめだよ。

 

 

白湯を飲むときの注意点

 

白湯を飲むときの注意点

 

そんなにすごい効果があるならいっぱい飲みたい!

ちょっとまった。
飲みすぎには注意が必要だよ。

 

白湯の効果にはデトックス効果が含まれているので、白湯を飲みすぎると必要な栄養まで流しだしてしまう恐れがあります。

また、食後すぐに白湯を飲んでしまうと胃酸の働きが低下し、消化機能の低下を招いてしまいます。

白湯を飲む量の1日の上限の目安としては、一般的に800㏄程度と言われていますので、飲みすぎには注意しましょう。

 

 

【白湯健康法】まとめ

 

【白湯健康法】まとめ

いかがでしたでしょうか。

ただのお湯と侮るなかれ、白湯には秘められた多くのパワーが存在し大きな健康効果を発揮します。

一説によると、白湯を飲んで【苦み】を感じれば体内に毒素が溜まっている証拠であり、逆に【甘く】感じる場合は老廃物が洗い流されている証拠だそうです。

毎日の習慣に白湯を飲むことを取り入れて、美しく健康的に過ごしましょう。

 

 

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