【経験談】精神科の初診料の話と注意点
- 1.精神科の診察は高額なイメージ
- 2.精神科でかかったの実際の初診料
- 3.精神化、初診の診察内容
- 4.精神科を受診するときの注意点
- 5.財布に5,000円に入ってれば大丈夫説
- 6.早期受診で早期回復
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1.精神科の診察は高額なイメージ
精神科と聞くと、風邪などで診察を受けるよりかなり高額な診察料と薬代がかかりそうなイメージがあると思います。
私も、気分的に苦しかったりつらかったとしても、たとえ3割負担でも高額な請求が来るイメージがあり、病院に行くことを躊躇していた事があります。
ですが、うつ病に限らず精神的不安や、その他悩みなどがある場合は1日でも早く受診し、早期から治療に入る事が何よりも回復への近道です。
今回は、私の場合を例にして精神科の診察料と薬代がいくらかかったのか、そして、どのような診察内容だったのかを説明していきたいと思います。
2.精神科でかかったの実際の初診料
先に金額を発表します。
私が精神科にてかかった初診料は3割負担で2,510円でした。(薬代は別途)
2‐1.のすけの場合は2,510円だった
気をつけていただきたいのが、この2,510円というのは全ての人に共通した金額ではありません。
あくまで私のすけの場合は2,510円だったというだけです。
これに薬代などがプラスされますが、病院によっても多少は差があるでしょうし、症状の違いによって診察内容は変わるでしょうから、おのずと金額も変わってきます。
2‐2.初診の内訳
- 初診料 288点
- 処方箋料 68点
- 認知機能検査心理 80点
- 通院精神療法 400点
以上、合計836点の保険診療点数(診療報酬)がかかりました。
点数は1点が10円で計算されますので、もし全額負担であれば8,360円が初回の診察料となります。
2‐3.薬代の内訳
- 調剤技術料 167点
- 薬学管理料 63点
- 薬剤料 56点
以上、合計286点が薬局にてかかった点数です。
3割負担の金額は860円でした。
3.精神化、初診の診察内容
これも病院によって違うのだと思いますが、あくまで私の場合という事で話を進めます。
といっても、そんなにイメージからかけ離れた診察内容というわけではありません。
問診票を記入し、カウンセラー(相談員)とのお話、お医者さんから診察といった流れです。
何も怖い事はありません。(私はそもそも人と話すのが怖いですが)
もしかしたら人によっては何か違う検査も必要になってくる場合もあると思いますので、あくまで私の場合はこのような感じでした。
4.精神科を受診するときの注意点
見出しだけ見ると大げさですが、必ず気をつけなければいけない事があるというわけではなく、あくまで私が始めて精神科を受診してみた結果「こうしておけばよかったな」というものが2つあります。
4‐1.症状を書き出しておく
お医者さんに自分がどのような状態であるのかを説明しなければなりません。
私の場合、まずはじめに「何がつらいですか?」と質問されました。
うつ状態であったりした場合、症状をうまく説明する事が難しいです。
実際私は何がつらいかと聞かれても、何もかもがつらく生きている事すら苦しい状態でしたので、どう言葉にすればいいかわからなくなってしまい頭が真っ白になりました。
このような状態を回避し適切な診断をしてもらうためにも、精神科を受診する前に、自分が今どのような状態で何に悩みどう感じているかというのを出来るだけ詳しく書き出しておくことをおすすめします。
4‐2.診察日は時間に余裕をもつ
精神科を受診する際は予約はほぼ必須ですが、それでもとにかく待ちます。長いです。
私の場合、15時の予約で15分前ぐらいには受付しましたが、薬をもらい終わったのは18時を過ぎていました。
病院に行く日ぐらいは完全にオフの日にしておく方がいいと思います。
5.財布に5,000円に入ってれば大丈夫説
私の場合の初診料と薬代の合計は3割負担で3,370円でした。
想像していたより全然安く感じませんか?
あくまでも「思っていたよりは」ですが。
同時進行で通っている歯医者の方がよっぽど高いです。
初診から高額になる検査をするということはほぼ無いと思うので、とりあえず5,000円ぐらい財布に入っていれば診察料が足りないということはないでしょう。
6.早期受診で早期回復
何よりも大事なのは、出来るだけ早く受診し適切な治療を受ける事です。
一人で抱え込み耐えていても、いつかは治るとは限りません。
時間が解決してくれない残酷な事実もあるのです。
症状が軽いうちに治療する事が出来れば、その分だけ治りも早くなります。
どうか、自分のことを大事にしてください。
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