【威圧的!怖い!】地声が大きい人は回りにストレスを与えているかも
- 1.あなたの周りに地声が大きい人はいますか?
- 2.地声が大きい人が持つ大きな特徴
- 3.地声が大きい人が周囲に与える影響
- 4.地声の大きさは一生変わらないのか
- 5.地声が大きい事を責めるのはNG
- 5.まとめ
1.あなたの周りに地声が大きい人はいますか?
わざと大きな声で喋っているわけではなく『地声』、つまり元々の声が大きい人っていますよね。
私の場合声が小さいというよりも、通りにくい声質なようでその部分だけ考えれば若干羨ましくも感じます。
ですが、やはり声が大きい人と喋ると威圧感を感じたり、時には攻撃的な人に見えてしまう事もあります。「こんな場面でそんな大きな声で喋らなくても!」という状況に遭遇した事も何度もありますので、正直なところ声が大きい人は苦手です。
ここでは地声が大きい人が回りに与えている影響を考えていきたいと思います。
2.地声が大きい人が持つ大きな特徴
地声が大きい人全てが共通してもっている特徴というわけではありませんが、私が出会ってきた地声が大きい人は下記のどれかに当てはまっているような気がします。
2-1.攻撃的な性格
無意識ではあったとしても、攻撃的な口調の人は地声が大きいように思います。単なるSっ気がある人というわけではなく、相手を威圧し自分の方が上であるとアピールしてくるような喋り方の人や、言葉尻が強い喋り方の人などは地声が大きく感じます。
2-2.自己中心的
相手の感情など気にも留めず、ただ自分さえよければ良いと思っているようなたちの悪い人も地声が大きい傾向にあると思います。攻撃的な性格とも似ていますが、相手の気持ちを理解できないということは、自分の気持ちを押し付けるだけになってしまいますので、自然と声が大きくなってしまったのでしょう。
2-3.承認欲求が強い
相手に認めてもらえないと「なんで!?」「どうして!?」と思ってしまい声を荒げてしまいます。承認欲求が強いというう事は、このような状態が日常的に起こっており、自分の存在を認めてもらえるよう常に声を大きく張り上げてしまいます。それが地声となってしまったのでしょう。
2-4.目立ちたがり屋
単に声が大きいと目立ちますよね。幼少期にその事に気づくと常に大きい声を出していた方が注目を集められると思い、そこから抜け出せなくなってしまいます。子供のころは大きい声でハキハキ喋る事は褒められる部分であり、また注目を集められる子というのはクラスの人気者だったりもするでしょう。大人になるにつれて自分の声のボリュームに自然と気がつければいいのでしょうが、それがすでに地声となってしまっている事もあるのでしょう。
2-5.耳が悪い
お爺さんお婆さんなんかが電話で凄い大きな声で喋っているのを見た事はないでしょうか。耳が悪いというのは老化もありますが病気であることもあります。耳が悪くなると相手との距離感をつかむのが難しくなり、その結果自身の声のボリュームも上手く調整できなくなってしまいます。
2-6.育ったてきた環境の問題
私個人が思うに、これが一番の問題だと思うのですよね。例え子供の頃大きな声で褒められていたとしても成長と共に、TPOに応じた声のボリュームというのが身につくと思うんです。その身につく環境というのは親の教えであったり周りの指摘であったりすると思うのですが、きっと何も注意されずに何も叱られずに育ってきてしまったんだなーと感じてしまいます。
よくスーパーやデパートなどで、そこらじゅう走り回って奇声をあげながら色んな商品にちょっかいを出して回る子供を見ますが、親は何事も無い顔で買い物をしているわけです。
3.地声が大きい人が周囲に与える影響
地声が大きい人は周囲にどのような事を思われ、どのような影響をあたえているのでしょうか。なんとなく悪い部分だけが目に付きますが、逆に声が大きい事のメリットもあると考えます。
3-1.デメリット
地声が大きい人本人は何も気に留めないのでしょうが、地声が大きい人が周囲に与える影響はとても大きいものであると考えます。そしてその影響の多くは【ストレス】であると言えます。
「騒音」と聞くととてもうるさいものだとわかりますよね。例えば自宅の前で工事があり、朝から晩までトラックの走行音や工業機械の音が響き渡っているわけです。どうでしょう、凄くストレスを感じませんか?
きっと工事現場の方は言うでしょう「工事をしているのだから仕方が無い」と。
これを地声が大きいあなたに置き換えてみましょう。「元々の声がデカイのだから仕方が無い」で済みますか?
騒音と地声が大きい人のそもそものボリュームレベルを同じ土俵で比べるのもどうかと思いますが、相手にストレスを与えるという意味では同じ事だと思います。
あなたは普通に話しているつもりでも、周囲の人は「うるさい」と思いあなたと喋る事に大きなストレスを感じてしまっているかも知れません。それに気づかずにさらに話し続けてしまうと騒音と同じ扱いになってしまうのではないでしょうか。
3-2.メリット
ただ単純にデメリットだけではなく、限定的にメリットも存在すると思います。それは「説得力」です。なよなよもじもじと喋る人よりも、堂々としていてハキハキと大きな声で喋るほうが説得力という部分においては圧倒的な差が生まれます。興味をひきつけ納得させるという話術において、地声が大きい事は武器であるともいえます。
4.地声の大きさは一生変わらないのか
これは地声が大きくて悩んでいる本人の意識しだいであると思います。耳が悪い場合を除いて、私の周りでは「仕方が無いじゃないか」と思っている場合が多く、注意してもまた次の日には声が大きく・・・という事が続きました。長年声が大きい状態のまま過ごしてきたのでしょうから、そこを改善するというのは並大抵の事ではないと思います。また注意しても「そんな事無いでしょ」とそもそも受け入れない場合もあり、こういう方は大抵ヘラヘラしていて周りに対する影響などは微塵も感じていない場合が多いです。根気よく注意していく事で改善する場合もあるのでしょうが、育った環境で備わったものだとするならば「どうしようもない」と割り切ってその都度注意していくか、こちら側から距離をとるしかないのだと思います。
5.地声が大きい事を責めるのはNG
地声が大きい方と関わっていく上で、どうしてもストレスが溜まってしまい相手を責めたくなる気持ちが出てくる事もあるかと思います。ですがそんな時でも一度深呼吸をし落ち着いて話してください。地声が大きい人はわざと声を張り上げているのではありませんから、いきなりどうにかしろといわれても難しいでしょう。積極的に関わっていける状況ならばTPOに合わせたボリュームというのを理論的に教えていく事が必要だと思います。また上記にもあるとおり、地声が大きい事がメリットになりえる事もあるので、その長所は褒めて伸ばしていく事も有効であると思います。
5.まとめ
自分の声が大きいといわれ悩んでいる人も、相手が声が大きくて悩んでいる人も、一度相手の立場になって考えてみる事によって解決策が見えてくる事もあるかもしれません。意識的にTPOを考えてボリュームを変えていく事ができれば、いつかは自然と備わるのだと思います。