【孤独が先か、病が先か】孤独感を感じてしまう人への、のすけ的アドバイス
1.孤独は誰でも感じるもの
人生色々ですから、つらくなったり寂しくなったりするのは当たり前の事です。
誰しもが経験があっておかしくありません。
「なんか寂しいな」「一人ぼっちでつまらないな」と、今この記事を読んでいるあなたもそう感じているかもしれません。
ただし、「私はこの世界に一人ぼっちだ」「誰も私の味方なんていない」などと自分を悲観して落ち込んでしまっている場合は少し注意が必要です。
私自身が上記の様な状態であったため、そこから私の人生はどんどん落ちていき、その結果うつ病へと発展してしまいました。
では、何故こんなにも孤独感を感じてしまうのでしょうか。
2、孤独を感じる原因を探る
まずはあなたがどういうときに孤独を感じるか、なぜそうなったかとういう原因を知りましょう。孤独を感じる状況も原因も様々あると思いますが「のすけはこうだった」ということをベースに原因を探っていきたいと思います。
2-1.心を開ける友人がいない
あなたには心から信頼できて、なんでも話せる友人はいますか?
残念ながら私にはいませんでした。
間違いなく友人と呼べる人は何人かいます。会えば楽しいですし信頼もしていましたが、心を開いて何でも話せるかというと、私には出来ませんでした。
そもそも悩みを誰かに相談するということ自体、大人になるまで経験がありませんでしたので、心の開き方ということがわかりませんでした。
最近はツイッターなどで希薄な繋がりが多いせいか「つながり孤独」というものもあるみたいです。フォロワーが1000人いても、誰からも反応されないのは、やはり孤独を感じてしまいますよね。
2-2.一人でいることが怖い
予定をパンパンに詰め込んで、スケジュール帳は真っ黒。でも急にキャンセルが出てその日一日何にもする事がなくなりました。あなたならどうしますか?
孤独感を感じにくい人は時間を使うのが上手いです。
逆に孤独感を感じやすい人は、一人でいると何をしたらいいかわからなくなってしまい、自分だけが取り残されてしまっているような感覚になってしまいます。
2-3.他人と自分を比較する
「人は人、自分は自分」ということを頭でわかっていても心がついてこれない場合があります。どうしても、自分より境遇が良い人を見てしまうと「自分なんて・・・」と思ってしまいます。妬み嫉みをエネルギーに変えることが出来ればいいのですが、ただ悲観して見つめてしまうと孤独を感じてしまいました。
2-4.夢や目標が無い
常に前を向いて頑張っている人ってすごいですよね。何故そんなに頑張れるのかといえば、確実に目指すものがあるからです。これは人から与えてもらうものではなく自分で探さなければなりませんが、目標に向かって頑張るって意外と怖いですよね。途中で挫折してしまったらとか、そもそも本当にこの目標に向けていっていいものかとか、考え出すと不安に押しつぶされてしまいそうです。
ですが、夢や目標がある人は活力に満ちていてキラキラと輝いて見えませんか?
そんな人と比べてしまうと、ただ同じ毎日をなんとなく過ごしているだけの自分は孤独だなと感じてしまいます。
2-5.外に出ない
部屋に閉じこもり、カーテンも閉めた暗い部屋で一日を過ごすというのは、そもそも健康的に良くないという事は言われるまでもありませんね。
精神的にまいってしまっていて、人との関わりを持つことが難しいという場合を除いて、外の世界と交わる事を避けるのは行為そのものが非常に孤独なものです。
孤独な行為を自らが行っているのですから、孤独感は増すばかりです。
3.どうすれば孤独感を抑えられるか
孤独感を感じる状況や原因は全てではないにしろ、なんとなくわかりました。
では、どうすれば孤独感を感じる頻度を抑えられるのでしょうか。
3-1.趣味を探しまくる
趣味を見つける事は大変有意義な事だと思います。趣味に没頭する時間は全てを忘れさせてくれて、おそらくはどんな趣味であっても突き詰めると膨大な時間が必要になってくるでしょう。趣味と聞くとお金がかかるようなイメージでしたが、お金なんてなくたって趣味を探す事自体にはお金はそんなに必要ないですし、お金がかからない趣味を見つけ出せばいいだけです。また、ある程度のお金が必要な物であってもお金をかけずにやってみるというのも面白いと思います。
ちなみにですけど、のすけは自転車が好きになりました。
3-2.小さな目標を設定する
将来の夢とか人生の最終目標みたいな大きなものではなく、その日一日の中で達成できそうな目標をたて、達成できれば自分を褒めてあげましょう。子供のころ「あの電柱に行くまで息しない!」みたいな事しませんでしたか?最初はその程度のものでいいと思います。
のすけは、「外に出たら達成」「本を10ページ読んだら達成」「1日〇〇円で過ごせたら達成」みたいな簡単な事をちまちまやっていましたが、意外と楽しかったですよ。
3-3.宝探しをする
どこぞの海賊王志望少年のようにワンピースを探しに大海原へ漕ぎ出す訳ではありません。
これは趣味にも近いのですが、買い物をしていると「あ、これ安い!」とか「限定品がこんなところに!」みたいな事がちょくちょくあります。これ、すごいラッキーな事だと思いませんか?本当にお宝を見つけたようなワクワク感を感じて、凄く幸せな気分になれます。(買えるわけではない場合もありますが・・・)
老人ホームで暮らすお年寄りの方で、頻度はわかりませんがスーパーに買い物に出かける日というのがあるらしく、買い物をする事で幸福感や満足感を得られたりと、買い物をするという行動自体が治療法にもなっているようです。
買い物ではなくても、四葉のクローバーをみつけたり綺麗な花が道端に咲いてたり、あなたなりのお宝が溢れていると思うんです。こういう小さな幸せは孤独感を薄れさせてくれました。
3-4.悩みを全部打ち明けてみる
私にはハードルが高すぎて超えられませんでしたが、あなたなら出来るかもしれません。本当に心許せる友達やパートナーであれば、あなたの悩みを真摯に聞いてくれるはずです。一人で抱え込む事をやめれば肩の力が抜け心が軽くなると思います。そういう相手が一人でもいる事に気づく事が出来れば、自然と孤独感は消えていくのではないでしょうか。
3-5.とりあえず外に出る
自然の力は偉大です。太陽の光を浴びれば幸福ホルモンというものが脳の中で自然に生成されます。別に誰かと会話しなくても、どこか特定の場所に出かけずとも、部屋に閉じこもっているよりも、外に出て太陽の光を浴びて新鮮な空気を吸う事は圧倒的に心身の健康を保ってくれます。外に出たついでに散歩やラジオ体操などを組み合わせると効果は倍増するのではないでしょうか。さらにそのついでに趣味や宝探し、そして目標達成の部分なども組み合わせていけば時間も有効利用できますし、孤独感も薄れていくはずです。
4.どうしても孤独感から逃れられない場合
何をやっても孤独であると感じてしまうし、そもそも何もやる気が起きないという方は一度病院やカウンセラーの下を訪れた方がいいかもしれません。
あなたはすでに重大な心の病を患ってしまっていて、適切な治療が必要な段階に陥っている可能性があります。
のすけは既に病気になってしまっていたので、そうならないためにも心のSOS信号に耳を傾けることが大事です。
5.まとめ
のすけの場合、周りの知り合いは『出世はするし結婚はするし出産はするし家は建てるし』で「何でそんなに順調に暮らしていけるの!?」と自分を卑下し人生を悲観し、孤独感に押しつぶされそうになっていました。孤独感から抜け出すにはいつもの生活の中で考え方を少し変えてみる事が大事です。いきなり大きく変えようと思っても無理がありますし、逆にストレスになってしまう場合があるので、問題を小さく細かくして考えて見ましょう。
前を向くというのは、人によっては難しい課題であるのかもしれませんが後ろ向きで歩いていくよりはリスクは圧倒的に少ないですよね。前を向き明るく歩いている人の下へは自然と人が集まってきます。そうなることが出来れば孤独感とはおさらばです。
6.のすけから一言
一言付け加えるならば、あなたは決して一人ぼっちなんかではないということです。
上にも書きましたが、SNSが原因の「つながり孤独」というものがありますが、これは悪い面ばかりではないと思います。SNSを使う側の問題であり、ただフォロワーを増やすだけのツールに成り下がっている事が、このような寂しい現状を生み出してしまっているのだと考えます。「つらい」「苦しい」という気持ちは共有して分散出来た方が軽くなると思うのです。顔も生い立ちも知りませんが、それでも深く繋がる事は可能です。ですから、のすけはあなたとのつながりを求めています。
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